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縮毛矯正

最後の『ドセタキセル』の投与を終えてから,ようやく『1年』が過ぎました。


何といっても『脱毛』は,化学療法の最大の敵ですね。


覚悟はしていても,
どんどん抜けていく自分の髪をみると,
抗癌剤の強さに怖くなったり・・・
鏡で見る自分の顔に落ち込んだり・・・
化学療法中は,不安と自己嫌悪の塊だったように思います。

「抜けても,抗癌剤投与をやめれば必ず生えてきますよ。」
と聞いてはいましたが,

化学療法を終えて生えてきた髪は,髪質が変わってしまい,
私の場合はちりちりの縮毛で,パンチパーマをあてたようでした。

家では,娘達に
「大阪のおばちゃんヘアーだね。」
と,面白がられましたが・・・この髪では,ウイッグがないと外には出られません。

最近は,かなり伸びてきて,パンチパーマから『アフロヘアー』へと変身をとげ・・・
『間寛平ヘアー?』のようで・・・まるで,頭の上にきのこをかぶせたような状態です。

朝は,フワフワに膨らんだ髪をバンダナで押さえつけてからウイッグをかぶるのですが,
立ち上がったアフロヘアーは,なかなかウイッグの中に納まりきらず,
つんつん横から外へ,飛び出してきます。

毎朝,憂鬱状態が続いていました。
職場では,エアコンのない30℃を超える世界です!
頭に熱はこもるし,汗びっしょりにはなるし,頭痛はひどいし,
イライラがつのり・・・『ストレス』が溜まりきっていました。


ようやく・・・抗癌剤治療を終えて,1年経過です。

ストレートパーマをかけよう!

美容院へと出かけることにしました。

頭皮へのダメージのことを考えて,根元から1cmくらい離して,
ゆるくストレートパーマをかけてもらいました。


あんなにちりちりだった髪が,のびるものなんですね。


頭頂部の髪がかなり短いのと,前髪がまばらなので,
この髪で『職場デビュー』はちょっと無理かな・・・と思うのですが,
ベリーショートのすっきりした髪形になりました。

これなら,ウイッグをかぶっても浮いてきません。


ようやく『アフロ』からの卒業です。

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化学療法終了

2010年8月31日

8回目の抗癌剤治療の日でした。

いつものように臨床腫瘍科へ行くと,看護士さんが
「今日で最後ですね。頑張りましたね。」
と,笑顔で声をかけてくださいます。


外科のK先生とは,次の放射線治療についての相談です。
放射線治療は,25回,毎日病院に通うので,近くの病院を紹介してもらうことにしました。


腫瘍科のD先生の診察です。
浮腫みが出てきているので,体重管理をきちんとすること,
3キロ以上増えたら,利尿剤を処方してもらうことなど,今後の対応などの話です。

血液検査の結果も問題なく,8回目の点滴は予定通りです。

D先生は,観音様の表情で
「これでで最後ですよ。もう来なくていいですよ。」と・・・

本当に,これで最後になるように・・・

時は進む

3年前に,6年生を担任していたときのことです。

卒業文集委員の子が
「先生の好きな漢字1文字は・・・・?」
と聞いてきました。

そうね・・・たくさんあるけど・・・

『進』かなぁ

進級,進学,進歩,前進,躍進・・・
進むという字には,前向きで,希望や夢があります。


化学療法は,ひたすら時が流れるのを待つ治療でした。
進むのが好きな私は,じっと待っているのは苦手で,いらいらしてばかりいました。

でも,私が待っている間に,時が確実に進んでくれました。
『待つこと』も『進む』ことかもしれないと思いました。

猛暑と副作用

今年の夏は,猛暑・酷暑・・・・です。
35度近い日が続いています。
お盆を過ぎても,一向に涼しくなる気配がありません。

日中外に出ると,太陽光線に殺されそうなので,
家の中でぐだぐだして過ごしてしまう日々が続きました。

抗癌治療3回目が過ぎ,副作用の出る時期や対応も分かってはきていますが,
体に疲れが溜まってきていました。

倦怠感・浮腫み,指先の痺れ,なみだ目・・・・・
『タキソテール』の副作用の説明書に出ていた症状がちゃんと出てきます。

8月を乗り切れば,残りは後1回・・・
化学療法のゴールが見えてきました。

鍵盤の貴公子オーエン

2010年7月7日

広島国際会議場フェニックスホール

ベルリン交響楽団のコンサートです。

抗癌剤の副作用で,行かれないかと心配していましたが,前日から何とか復活です。
危うく,S席9000円のチケットが無駄になるところでした。

曲目は
エルガー「威風堂々」第1番
ベートーヴェン「エグモント」序曲
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」・・・

メジャーな曲ばかりなので,肩が凝らずに聴けます。
1番の楽しみは,ピアノコンチェルト。
ピアノは31歳の金髪の『鍵盤の貴公子アンドリュー・フォン・オーエン』です。
ピアノに向かう姿は絵になります。

belrin3.jpg

若々しく,勢いがあり,情熱にあふれた演奏でした。
2楽章の情感溢れるメロディーは胸にしみました。

アンコールは,エルガーのエニグマより「ニムロッド」。

大好きな曲で感動です。

気持ちよく帰宅したのですが・・・
久しぶりに,お洒落をして,パンプスを履いて歩いたためか,
両足の小指に,巨大な血豆を作ってしまいました。



抗癌剤を甘く見てはいけない!

タキソテールの方が楽・・・という言葉が残っていたのか・・・?
やけにテンションが高い自分がいました。

投与後2日目,3日目は体がうずうずして,何かをしたくて仕方ありません。
じっとしていられないのです。

朝食の片付け,洗濯,掃除が終わると,庭に出て草抜きです.
夏の花の寄せ植えもしたくなり,苗を買いにいきました。
ゼラニウム,やポーチュラカの苗を買い,庭のトレニアのこぼれ芽を植え替え,寄せ植えの鉢を作ります。

庭に出ていると夢中になってしまい,つい時間を忘れてずっと外の作業を続けていました。

元気で充実した日が2日続き,満足していました。

投与後3日目・・・
夕方から体が重く,夕食の支度がやっとです。
体が重いのは,庭仕事をしすぎたせいかな・・と思っていました。

投与後4日目・・・
朝から関節痛がひどく,起き上がれません。
何を食べても味がなく,食欲もありません。
体がずっしりと重く,ずっと横になっていました。

投与後5日目・・・
朝起き上がると,ひどい貧血。
急に腹痛。大量の汗。
目の前が真っ暗になり,嘔吐してしまいました。

5日目がピークでしたが,貧血のような症状と眩暈は続きました。


抗癌剤を甘く見ていました。


後から分かったことですが,あのテンションの高さは,
副作用を抑えるための薬『デカドロン』の影響だったようです。
デカドロンはステロイド剤で,吐き気やむくみを抑える作用がありますが,
気分の高揚や逆に落ち込みもあるそうです。

それから,4回の投与でも,2・3日はハイテンションでした。

第2の抗癌剤

2010年6月29日

AC療法の4回が予定通り12週で終わり,今回からは,別の抗癌剤に変わります。

タキソテール(ドセタキセル)という治療薬です。
乳癌の治療では,AC(アドレアシン+エンドキサン)の後にタキサン系の治療薬を使うと,
AC単独治療よりも手術後の生存率が有意になっているそうです。


AC療法と同じように3週間ごと,4回のちりょうが始まりました。

薬が変わったので,先生,看護士さん,薬剤師さんから副作用の説明を受けました。

「タキソテールの方が,ずっと楽ですよ。」
「吐き気は少ないです。
「むくみや痺れが出ることがあります」

今回の方が楽なんだ・・・という言葉が頭に残ります。

何といっても,今回の抗癌剤の色は無色透明です。

赤い毒薬をもう入れなくていいと思うと,
気持ちが軽くなりました。


Appendix

プロフィール

みゅーじっくT

Author:みゅーじっくT
小学校の音楽教師です。

ちょっとメタボのターリンと二人の娘,愛犬?の4人と1匹の家族です。

2010年2月に『浸潤性乳管癌』と診断され,左乳房温存手術と腋窩リンパ節郭清を行いました。

日々の思いを綴っています。

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