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読書三昧

読書大好きです。

読み始めると止まらなくなり,徹夜をしてでも読みきってしまいます。
若い頃は,少々徹夜をしても次の日の勤務に支障はなかったのですが,
最近は,ふらふらになってしまうので,平日は本を手にしないようにしていました。

学校での『朝の10分読書』って・・・読書人口を広げるには効果があるのですが,
すでに読書好きの子には酷です。
物語の世界に入り始めた頃に・・・・「はい,終わり」で,朝の会や授業が始まります。
一応,分からないように,机の下に本を広げて,いつまでも読んでいる子がいますが,
気持ちはよく分かります。

そんな子を見つけると,今は,さりげなく注意することができますが,
20代の「迷惑な熱血教師」の頃は,鬼の首でも取ったように,
「もう読書タイムは終わったでしょう!!」
と,大きな声で怒っていました。
「本の好きな子を育てよう!」どころか,読書嫌いにしてしまっていたかもしれません。 


さて,私は病休で家にいるので,時間はたっぷりあります。

入院中に『北村薫』を読んだので,次はどの作家を読み直そうか・・・と


読み出すと,当分抜け出せない『村上春樹』の本を手にしました。
村上ワールドを読み始めると・・・・・『深い井戸』の中に入ってしまいます。
何十年ぶりか・・・『ノルウェイの森』を読みました。

以前読んだときには気にも留めなかった言葉が,心に残ります。

寮の上級生の永沢さんが僕に忠告した言葉・・・

「自分に同情するのは,下劣なやつのすることだ!」

そうです!
自分のために泣いていてはいけません。

ノルウェイの森は映画化され,12月に公開という記事を見ました。
僕(ワタナベ君)が松山ケンイチ,直子が菊池凛子・・・・?!
映像化されると,どんな『村上ワールド』を出すのでしょう・・・
永沢さんは玉様(玉山鉄二)です!


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メンタルアドバイザーの先生

小学校に月1回,メンタルアドバイザーのM先生が来られます。
子ども,保護者,職員など,誰でも相談できます。


養護教諭の先生が,以前から
「とってもいい先生よ,豊富な経験をお持ちなので,みんなで話を聞こう。」
と話しておられたのですが,授業日の午前中なので,なかなか話を聞く機会がありませんでした。


5月12日
2回目の治療から3週間目に入り,ひどい副作用はぬけ,体は元気です。
病休中ですが,たまには学校の空気を吸うのもいいかと思い,出かけることにしました。


相談室でM先生に,乳癌と診断されたこと,手術や今の治療のことなど話していきました。

すると・・・・

涙が次から次へと出てくるのです。
今まで,自分の中に閉じ込めておいたものが,堰を切って流れ出すかのように・・・


初めて,自分の病気のことで泣きました。





ウイッグデビュー

髪の毛がまばらになってしまったので,ウイッグの登場です。

お友達の美容室で,ウイッグをカットしてもらいました。

購入する時に,
「毛先が痛むので,カットできるように,長めのにしておいた方がいいですよ。」
とアドバイスしてもらっていたので,セミロングのウイッグです。

前髪を整えてもらいウイッグをつけると,変身した自分がいます。
以前の私の髪より,長くなりましたが,結構,自然な感じです。

ご主人の店長さんにも
「可愛い感じになったね。似合っていますよ。」
と声をかけてもらい,うれしくなりました。
お世辞でもほめてもらうとうれしいです。

同僚の先生にも,
「髪形変えたの?イメチェンしたね・・・」
と言われました。
ウイッグだと聞かなければ,分からなかったそうです。

なんと,両親も気づかないのです。
視力が弱くなっているとはいえ,娘の髪型の変化に気づかないなんて・・・
抗癌剤治療のことも話していないので,何も言われないのでほっとしましたが,
ちょっと寂しい感じもしました。

ウイッグだと気づかれたら,
「ストレスで円形脱毛になったから,かつらにしてみたの・・・!」
と話すつもりだったのですから・・



髪の毛がなくなる!

副作用の中で一番心配していたのは『脱毛』です。

外科の先生,腫瘍科の先生,看護士さん,薬剤師さんからも

「髪の毛は抜けます・・・」
「ほぼ100%の人が抜けます・・・・」
「髪の毛だけでなく,眉毛やまつげなど全身の毛がぬけますよ・・・」
と言われていました。

抗癌剤投与後,2週間過ぎた頃から抜け始めると聞いていました。


吐き気は治まり,生き返ったものの,髪の毛のことが気にかかります。
ついつい,髪を引っ張って確かめたりしていました。
ウイッグや帽子は一応用意はしていたものの,自分の髪の毛がなくなるということが想像できません。


13日目から,少しずつシャンプーの後,抜け毛が多くなってきました。
3週目になると,どんどん抜けていきます。
毎日,ごっそり抜けるので,いつまでもシャワーが止められない状態でした。
引っ張るたびに抜けていきます。ゴミ箱が,髪の毛でいっぱいになりました。


1週間位抜け続け,抗癌剤2回目の投与の時までには,ほとんどなくなっていました。


なくなるといっても,つるつるになったわけではなく,
ぱらぱらと髪の毛が残っている状態です。

広島の平和記念資料館の展示に,原爆の放射能被害を受けた少女の写真があるのですが,
その髪の毛とそっくりなので・・・
私は自分の髪を『被爆した少女』と呼んでいました。




生き返った!

いつまで続くのか・・・と心配していた吐き気でしたが,
5日目をピークに,次第に治まり8日目には全くなくなりました。


8日目には,頭も軽く・眩暈もなくなり

『生き返ったぁ・・・・・・!』と叫びたくなりました。
毒が抜け,元の状態に戻った幸せを感じていました。


2クール目からは,1回目の反省を元に,先生と相談して
早めに吐き気止めの薬を飲むことにしました。
同じように吐き気はありましたが,嘔吐を繰り返すことはなくなりました。

投与して1週間を過ぎると,ほとんど普通の状態になり元気に過ごせることが分かりました。
ただし,2週間目ぐらいに自覚できない『骨髄抑制・白血球の減少』が起きているので,
感染には注意が必要です。

副作用始まる

抗癌剤を投与して3日目までは,食後のムカムカ感は多少あるものの思ったより元気で,

これなら,大丈夫・・・・と過信していました。

しかし,
4日目の午後から,なんだか体が重くだるいので,横になっていました。


5日目の深夜です。下痢が始まりました。
朝になっても食事もとれず,ベッドでごろごろしていると,吐き気が襲ってきました。
嘔吐を3・4回繰り返し,手足が冷たい状態になりました。
何度も吐き気を感じます。
『プリンペラン』を服用するのですが,すぐに吐いてしまいました。
『ソラナックス』を服用し,ようやく落ち着いて3時間くらい眠っていました。

恐れていた副作用が訪れました。
1日食事が取れずぐったりです。

いつまで続くのだろうか・・・と考えていました。

副作用の説明

『抗癌剤』・・・と聞くと強い薬で『重い副作用』というイメージがあります。


看護士のKさんは,
「10年前のことを考えると,今は信じられない位楽になっているのよ。」と・・・

副作用を抑える薬がどんどん開発されているので,
日常生活を普通におくりながら,外来通院で治療ができること,
個人差はあるが,ずっと苦しい状態が続くわけではないので,
副作用の出る時期を自分で知って対応できること・・・・などを話してくださいます。


薬剤師の先生も,治療室に来て,点滴の間に冊子を元に,
一つ一つの副作用と対策について丁寧に説明をしてくださいます。


しかし・・・
出ないお化けを怖がっても仕方ないのですが,


私の体にどんな副作用が出るのだろうか・・・
家で一人でいるのに,大丈夫なんだろうか・・・ 不安です!

『入院!』という事態になってもいいように,
押入れの中に入院セットを入れたバッグを用意していました。

化学療法開始

2010年4月6日

今日から,抗癌剤による治療が始まりました。

臨床腫瘍科で,

身長・体重・血圧を自分で測ります。
右腕に,プラスチックの軟らかい針のついたチューブを挿し,採血をします。
点滴用のチューブは,そのまま腕に挿してゴム包帯でとめてもらいます。


血液検査の結果が出る間,1階の外科でK先生の診察です。


診察が終わると,もう一度3階の腫瘍科に戻ります。

腫瘍科のD先生の診察です。

血液検査の結果の説明を受け,抗癌剤の点滴が可能なことを告げられます。
副作用について,処方された薬について,自宅での対応の仕方,来院すべき症状について
などの説明を受けました。

1回目は,心エコーの検査もありました。

イメンドカプセルという制吐剤を飲みます。(吐き気止めの新薬です。)
抗癌剤の調剤が出来るまで,待合室のロビーで待ちます。

40分ほど待つと,治療室で点滴が始まります。
快適なリクライニングシートで点滴を受けることが出来ます。


私は,まず『AC療法』という抗癌剤治療を受けました。

アドレアシン(ドキソルビシン)とエンドキサン(シクロホスファミド)という
抗癌剤を使う治療です。
3週間ごとに4回の点滴を受けるスケジュールです。


アドレアシンは真っ赤な色をした液体で,点滴の管から体内に入ってくるときには,
緊張しました。

抗癌剤の色が独特なので,私は『毒薬』と呼んでいました。



Appendix

プロフィール

みゅーじっくT

Author:みゅーじっくT
小学校の音楽教師です。

ちょっとメタボのターリンと二人の娘,愛犬?の4人と1匹の家族です。

2010年2月に『浸潤性乳管癌』と診断され,左乳房温存手術と腋窩リンパ節郭清を行いました。

日々の思いを綴っています。

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