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K先生からの本

12月25日に人間ドックで
「乳腺専門の外科へ受診してください・・・」
と言われたときは,気になりながらも,「乳癌」という言葉から避けていました。

「乳癌」
とパソコンに入力してしまうと,本当にそうなってしまいそうで,
絶対自分に限って・・・そんなはずはない・・・
と思おうとしていたのかもしれません。

しかし
「乳癌です」
と,事実を告げられて,調べるしかありません。
今後どうなるのか・・・・

とにかく,情報を求めていました。
パソコンで国立がんセンターのHPなどを調べまくりましたが,1番分かりやすく,力になったのは

「体験者が伝える乳癌安心!生活Book」という本でした。

TODAY!編集部による著書で「VOL-NEXT」から発行されています。
患者の立場に立った,分かりやすく,細かい配慮のある本だと感心してしまいました。
この本を作られた方のエネルギーには脱帽です。
(残念ながら,今完売で,ただいま次号を編集中になっています。)

この本は,K先生が診察の最後に
「役に立つよ!」
と,渡してくださったものです。
病気の説明の話は,混乱した私の頭の中を理解できないまま素通りしてしまったのですが・・・
本は落ち着いた精神状態でゆっくり読むことが出来たので,
これから起こること,準備すべきこと,治療のことがよく分かりました。

何も知らない私は,
「手術をすれば治療は終わり・・・」
と思っていたわけですが・・・・
乳癌の治療は手術・放射線治療・化学療法と長い付き合いになることが
この時初めて分かったわけです。

本を貸してくださったK先生に感謝しました。
完売で手に入らなかったので,ずいぶん長い間借りっぱなしになってしまいました。
ごめんなさい。

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癌告知

多くの人が癌という病気になっているのはよく知っています。
実際,父も義母も義姉も癌になりました。

でも,自覚症状もなく,元気な自分がそうなるとは,本当に思っていないものです。
今までは,「対岸の火事」でしかなかったのが,自分に降りかかってきました。

ドラマでは,
家族だけ別室に呼ばれたり・・・
別の病名がつけられたり・・・

と,本人には知らされないイメージが強くありました。

しかし,私の場合は
「左乳癌です」
とはっきり事実を告げられました。

凄い衝撃・・・?なのか問われると・・・そうでもないような気もします。
よく,先生の前で泣き崩れるシーンを思い浮かべますが・・・
そんなにすぐに,自分の内部に強い感情が押し寄せてくるわけでもありませんでした。

「ああ・・そうなんだぁ・・・」
と,どこか冷めた自分と
「はい,はい」
と頷き,返事はするものの,先生・看護士さんの話がただ頭の中を通りぬけていくだけで
理解できないでいる自分がいる気がしました。

あとから,癌という事実はボディブローのように効いてくるのですが・・・
そのときの私は,自分の事と受け止められていなかったのです。





乳癌です

2010年2月5日

今日は朝から1日年休です。

「そのつもりで来てください。」
ということは,一人では不安です。
ターリンについてきてもらうことにしました。

K先生から
病理組織診断,CT,MRIの結果の説明です。
左側乳房上部に2.6cmの腫瘤があり
「浸潤性乳管癌である」
との話を聞くことになりました。


癌・・・
まさか自分が・・・
何かの間違えでは・・・



衝撃を受け止める間も無く,
すぐに,手術日(18日)が決まり
入院説明
血液検査・尿検査・レントゲン・肺機能検査・心電図・・・
と,ベルトコンベアーで運ばれるように
色々な事が流れるように行われていきました。


なんと
私は,癌宣告を受けてしまいました。










精密検査

2010年1月29日

午前中は,4時間授業をし,午後から年休を取り,2回目の病院へ・・

2回目の年休なので,さすがにダンディ校長には
「人間ドックで引っかかって,精密検査です。」と報告です。

前の席のW君は,
「午後から年休? 珍しいねぇ。 デート?」
と,からかいます。
「週末の金曜日だもの。お誘いがかかって・・・」
と冗談が飛び交う楽しい職場ですが・・・気持ちは重いです。

午後からの病院の検査は,待つことなく,すぐに検査室へと・・・
病気一つしたことのない私にとって,初めての経験です。

CTが終わりMRIへ移動。
我が家の犬(みるきー)が麻酔を打たれ
うつ伏せになってドームのような機械に入っていったのを思い出します。
我が家で高額医療・・2番目の経験です。

うつ伏せになったまま
ガーガーする音をしばらく聞いていました。

結果は来週です。
「そのつもりで・・」聞きにいかなくてはいけません。





乳腺精密検査外来

2010年1月20日

 午前中の授業を他の曜日に振り替えてもらい,4時間年休を取りました。
30年前に通った「宇品行き」の懐かしい5番の電車に乗り,病院へと向かいました。

 さすがに総合病院なので,人の数が違います。
9時受付でしたが,B受付の待合の椅子は満席状態でした。

 マンモグラフィと乳腺エコーの検査を受け,K先生の診察です。
もう一度「エコー室」へ入り,先生の手が止まります。

「これは・・・!?」
「毎日見てるからねぇ・・・」
「太い針で細胞診をしますね。」

看護士さんが,注射器を持って来られ,
「ちょっと大きい音がしますよ・・・」

「ばきゅーん!!」
胸をピストルで打たれたような音がして検査終了でした。

 診察室に戻ると
「来週には,細胞診の結果が出てるんだけど・・学会でいないからなあ・・」
「先に,CTとMRIの検査をしておきましょう・・・」
とのこと。
何だか・・雲行きが怪しくなってきました。

「次に来る時には,そのつもりで来てくださいね。」
と淡々と話され,
「何か分からないことがあったら・・」
と,丁寧にアドレスつきの名刺を頂きました。

「そのつもりって・・・? どういう意味ですか?」
と聞き返したいのですが・・言葉になって出てきません。
結局,先生には何も言えず,看護士さんに予約の日時を確認してもらうだけでした。

「CT・MRI?」
「また精密検査?」
「癌?」
「悪性腫瘍?」
いろんなことが頭をよぎるのですが,何の核心もありません。

 午後からの授業もキャンセルしておけばよかった・・
と思いながら,あわてて職場に向かいました。

 5時間目に間に合わず・・・
「先生!!遅いよ!!」
と,かわいい子ども達の声が飛びます。
「ごめん・ごめん・・」とあやまりながら,6年生の家庭科の授業です。
一応,音楽専科といっても,何でもやります。
学校で唯一のフリーター教諭ですから・・








 

検査結果届く

2010年1月12日
 人間ドックの結果が届きました。

 2年前のデータでは,乳房触診・マンモグラフィともほぼ正常のB判定でした。
しかし今回は,要精密検査のG!判定です。
しかも,紹介状つきです。 
 年末に貰った重いクリスマスプレゼント!を開けなくては・・・
と,重い腰をあげました。

 さて,「乳腺専門の外科」ってどこに行けばよいのでしょう。

 15年ほど前に,乳房にざらざらした硬い感覚があったので近くの外科に受診すると,
「針を刺してみましょう・・」
ということで,長く細い針をぶすぶす刺されて痛い思いをしたことがあります。
結局,
「硬くて細胞が吸い取れませんでしたが,大丈夫でしょう・・」
ということで,結果は?? よく分かりませんでした。

 今回は,そんな訳にはいきません。
前回の反省を元にパソコンのHPで検索することにしました。
さまざまな病院のHPを開き,乳腺外科がある病院を調べました。
すると,「乳腺精密検査外来」を開設している病院があることが分かりました。
乳腺外科の項目でも,詳しく,分かりやすく治療方法などが説明してあります。

 偶然にも,4年間通った母校の近くです。
30年ほど前の大学生活のことを思い出しながら・・・
思い切って「予約」の電話を入れました。






何という!クリスマスプレゼント

2009年12月25日
指定年齢の人間ドックへ

 子ども達は冬休みに入りましたが,相変わらず「仕事」に追われています。
「クリスマスに人間ドックかぁ・・・」
と思いながらも,平日に職場に行かず異空間で過ごすのは,ちょっと気分が違います。
人間ドックの待合のソファーはふかふかで,リッチな気分も味わえます。

 すべての検査が終わって,後は診察を待つだけです。
診察室に呼ばれ,乳癌検診のため,ベッドに横になりました。
先生が「触診」を始めると・・・
「あれ!」と手が止まりました。
何度も同じ所を触っています。
「マンモグラフィーには映っていないんだけどねぇ・・・」
とつぶやきながらも,
「これは,しこりですね。」
とのこと!

 診察が終わると,
「検査結果を送りますから,必ず乳腺専門の外科を受診してくださいね。」
と,念を押されてしまいました。

 今まで,乳癌検診を何度も受けているし,サンドイッチの様につぶされるマンモグラフィーだって何回も受けているのに・・・
今回のように,はっきり言われたのは初めてでした。

 最上階の眺めの良いところでランチサービスを受けるのですが・・・
思いがけない診断で何を食べたのか覚えていません。

開けたくない「クリスマスプレゼント」を貰ってしまいました。





Appendix

プロフィール

みゅーじっくT

Author:みゅーじっくT
小学校の音楽教師です。

ちょっとメタボのターリンと二人の娘,愛犬?の4人と1匹の家族です。

2010年2月に『浸潤性乳管癌』と診断され,左乳房温存手術と腋窩リンパ節郭清を行いました。

日々の思いを綴っています。

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